11月16日、名古屋市のウインクあいちにて開催されたNPO鍼灸地域支援ネット主催「鍼灸師・あマ指師のための傾聴セミナー」に行ってきました。
「傾聴」という言葉を辞書で引くと「耳を傾けて熱心に聴くこと」と書いてありますが、カウンセリングの分野で「傾聴」はコミュニケーションスキルの一つとされています。相手の話したいことや伝えたいこと、また悩みや心の中に溜まっていることを丁寧に聴き、共感っすることで、相手は自分自身をより整理して理解し、良い結論や判断を導くことにつながります。そして今回のセミナーは鍼灸師・あマ指師を対象ですのでカウンセリングの手法を学ぶものというよりは、施術中に患者さんが悩みや苦しみを訴えられたらどの様に対応すべきか、というものでした。
今回のセミナーは「傾聴」のほんの入り口にすぎないと感じました。この分野はとても奥深く、様々な研究がされていると思います。今後少しずつでも勉強して活用できたら良いと思います。